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【新体操】伸びる時期はいつ?新体操ゴールデンエイジ期に爆伸びするためにプレゴールデンエイジ期にすべきこと

幼い時より長年新体操にどっぷり浸かってきて言われ続けてきた言葉ーそれは「これからものすごく伸びるから焦らなくて大丈夫!」という言葉。経験してみて改めて思うのですが、「本当にその時期になってみないと分からない!本当にグングン伸びる!!上達する!!」という印象です。それって、いつ?その時期に爆伸びするのにはどうすればいい?全てこの記事にまとめました。

新体操ゴールデンエイジ・伸び時はいつ?

幼児~小学校低学年時には身体の発達が未熟な分、特に手具の扱い等技術的なことを習得するのにとても時間がかかります。幼い子が長時間かけて習得したことを、高学年以上の子が一瞬で出来る様になってしまうなんてよくあること。

小さなころから新体操を習っていた子が、高学年になってから本格的に新体操を始めた子にものすごい速さで追い抜いていく様な光景も時に目の当たりにしてきました。

最も効率的に身体の動きを習得できる【9歳~12歳】は、ゴールデンエイジと呼ばれています。この時期に本格的に取り組むと最も効率良く上達して行くことができますし、運動神経そのものの向上にも一役買います。

新体操は、利き手利き足はあれども四股をまんべんなく駆使しつつ、柔軟性も筋肉もなるべく左右対称となるよう身体作りをしていきます。左右対称の動きを求められゴールデンエイジ期に推奨されるスポーツであるスイミングに匹敵する程ゴールデンエイジ期に適したスポーツであると筆者は考えております。

ゴールデンエイジ期に爆伸びするための幼児期~小学校低学年時代

では「ゴールデンエイジ期前は頑張る必要はないのか?」といえば、そうではありません。幼児期~小学校低学年時は技術的な応用力よりも基礎、身体作り、そして「楽しい!好き!」という気持ちを徹底的に伸ばしていくことをお勧めします。

ゴールデンエイジ期前はのこの時期は、プレゴールデンエイジ期とも呼ばれており、同じくとても大切な時期。プレゴールデンエイジ期に確立できた新体操の基礎、身体作り、「楽しい!好き!」という気持ちの度合いによってゴールデンエイジ期の爆伸び具合が大きく変わってくると言っても過言ではないでしょう。

では、具体的にこの時期に何を行っておけば良いのか?

  1. 正しい柔軟ストレッチの習得とお風呂上りに毎日行う習慣付け
  2. 目標設定して1を行うことで柔軟性を身に着ける
  3. 体幹・バランス感覚の強化
  4. 正しい姿勢を身に着ける
  5. 音楽を楽しみリズム感を身につける
  6. 親も子供と楽しむ、一緒に頑張る、沢山褒めてやる気を出させる

以上を徹底的に行ってください。詳細は次章以降で説明して行きます。

柔軟性とバランス感覚を早期に身に着けよう!

「ゴールデンエイジ期突入!さあ新体操を本格的に!」となっても、身体が柔らかくないとできない技ばかり。体幹やバランス感覚もなければ技もグラグラ、フラフラ。大会に出場できたとしても加点になりません。せっかくのゴールデンエイジ期に一から地道に伸ばしていかなくてはなりません。つまり、スタートが出遅れてしまうんです。

筋肉は毎日の練習で付いて行くので大丈夫。

しかし、柔軟性やバランス感覚は身に付くのにより時間がかかる上、特に柔軟性に関しては年を重ねれば重ねるほど身に着けるのが難しくなっていきます。ゴールデンエイジ期に爆伸びさせるためには、このプレゴールデンエイジ期に出来る限り「柔軟性・体幹・バランス感覚」の身に付いた身体を作っておくことがとても大切です。

※柔軟をする際には必ず【正しいやり方】を取り入れましょう。自己流や無理な柔軟は身体を壊す原因となります。気をつけてください。

正しい姿勢を身に付けておこう!

お子様の普段の立ち姿を確認してみてください。

猫背になっていませんか?

首が前に出ていませんか?

О脚になっていませんか?

新体操では、こういった姿勢一つが採点に影響してきます。しかも、目立つ度に減点です。できることなら、幼いうちから要らない癖を修正しておきましょう。または、悪い姿勢が身に付かない様に生活習慣に気をつけて行きましょう。

食事や勉強、ゲームの時、真っすぐ前を見ていますか?ある一方だけ見る癖がついてしまうと姿勢に影響します。

ふと床やソファに座った時、どんな体勢になっていますか?リラックスする時も、なるべく左右対称の体勢となるよう心がけましょう。

また、多くの選手が幼少期にバレエを取り入れてきたそうです。可能であれば、バレエをされるとより新体操で理想とされる姿勢に近づくことができるでしょう。

音を楽しんでリズム感や表現力を身に着けよう!

音楽に合わせて踊るもよし、ピアノ等楽器を使って表現活動に勤しむもよし。とにかく音を楽しめると、より身体の自由度が増した時にその楽しみは2倍にも3倍にもすることができるでしょう。

音に合っている、リズム感を感じられる、表現からメッセージが伝わることは新体操に必要不可欠な要素です。

やりすぎに注意!楽しい、好きを大切に。

早期に頑張りすぎた結果【燃え尽き症候群】になってしまったなんて話も最近では良く耳にします。

子供よりも親がストイックに頑張りすぎてしまい、子供がつぶれてしまうなんてことはなんとしてでも避けたいところです。

一生懸命やった後は沢山褒める。地道なトレーニングに遊び要素を混ぜたりして楽しく遊び感覚でできる工夫ができると良いですね。

プレゴールデンエイジ期~ゴールデンエイジ期体験談

筆者の家庭では、プレゴールデンエイジ期にアスレチックや鬼ごっこ、様々な形のボールを使用した遊びはじめ、とにかく様々なスポーツを家族遊びに取り入れました。その成果もあってか、体幹やバランス感覚が整い比較的難度の習得が早かったように思います。柔軟と姿勢矯正をもう少し早くしておけばよかったかなというのは一つの反省点。柔軟性を得るのは時間がかかりますからね。

姿勢も、一旦癖がついてしまうと直すのが大変なんです(汗)

まとめ

「早くお姉さん達みたいにスゴイ技がやりたい!難しいことやりたい!」という焦る気持ち、きっとあると思います。

でも、今だけを見て一喜一憂しないで、是非長い目で伸びる時期を意識した「今本当に必要なこと」にフォーカスした有意義な毎日をプレゴールデンエイジ期の皆さんにしていただきたい。

一度この道を経験した筆者は、心よりそう思います。

新体操を頑張る皆さん、応援しています!!

 

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