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【新体操って身体に悪い?】過激な柔軟/ストレッチ・過度な体重規制は本当か?

新体操って身体に悪くないの?ー過激な柔軟の図がネット上に散乱し、過度な体重規制で摂食障害に陥ったという体験談もよく耳にする中、そのような不安を感じている方々も多かれ少なかれいらっしゃることでしょう。この記事にてその解が見つかりましたら幸いです。

【柔軟】無理矢理押したり、乗ったり本当にやるの?

ないと言えば噓ですが、ネット上に出回っている過激な柔軟が全て本当かといえば、そうではありません

実際、所属していた新体操クラブでは、椅子柔軟時に押したり、パンシェでは涙が出るまで足を使って押されたりが普通でした。そして、そうすることが当たり前で正しい事だと思っていました。しかし、そのような筆者にも、ネット上の動画には明らかに虐待と思われるような過激なものがあると感じます。昔はあそこまでやっていたのでしょうか…。あるいは、そのようなことも許容している国もあるのかもしれません。全て鵜呑みにするのは危険ですが、『そのようなクラブがある可能性もある』と頭の片隅に入れておく程度にしておくのが良いでしょう。

昨今では無理矢理押すようなストレッチは推奨していません。なぜなら、関節や筋肉を傷めるリスクがあるからです。指導者の知識が浅く加減も知らず、筋肉がまだ温まっていない状態で行うなんてことがあったら…そのリスクは更に急上昇。

\ 正しい体づくりを行っていくことが大切!/

昔運動部で多用されていた『うさぎ跳び』トレーニング(身体がある程度できている上、正しいフォームで適量を行わないと身体を痛める可能性がありリスクが高いため禁止となった)みたいなことが、ストレッチでもあるんですね…。

\ トレーニングも身体に負担のかからない方法を学びましょう!/

昔の常識が今も通用するとは限りません。所属しているクラブ(あるいは、所属予定のクラブ)が学びを怠ることなく、最新の研究結果に基づく柔軟(ストレッチ)・身体づくりを取り入れているのかしっかりと見極める必要があるでしょう。

\ 優れたクラブを見極めることがいかに大切か…!!まとめました /

oyakudachitai.hatenablog.com

また、柔軟(ストレッチ)は、毎日お風呂上りに行うのが最も効果的です。信頼できる指導者を見つけた上で、自宅での柔軟補助等正しいやり方をしっかり指導してもらうことが大切です。

\ 新体操に柔軟性は必須!手に入れるための秘訣がここに /

oyakudachitai.hatenablog.com

 

厳しい体重規制は本当にあるの?

体重規制については、年齢次第とも言えます。幼児期や小学校低学年の時点で体形についてうるさく言われるというケースは、少なくとも筆者はあまり耳にしたことがありません。

生理が始まると、必然的に女性らしい身体へと変化していくため、身体に丸みを帯びてきます。その時にお肉がついて体重が増加してしまうケースが多いのですが、そのリスクヘッジなのか?ーある程度の年齢になると決められた日に体重を測定し、体重の増減を管理するクラブもある様です。その管理が行き過ぎたものになると、それが拒食症等の摂食障害の引き金となってしまうことも

あるいは、特に厳しく言われなくとも、自分で気にし過ぎてしまうこともあるでしょう。なぜなら、大会で輝くのは、やはりモデルの様な体形のスラッとした選手であることは間違いないからです。技でカバーするにも、手足が太い事によって「重い」「鈍い」「動きが小さい」「開いてない」と捉えられ、競技でも減点の対象となり、相当なハンデを負うことになることも事実です。

\ 新体操界のモデル体型重視の謎について解説 /

oyakudachitai.hatenablog.com

 

新体操が趣味程度ではなく、選手として大会に出場して結果を残したい場合、体重管理/体形維持は例えクラブに管理されなかったとしても残念ながら必須

以下の条件に当てはまるような太りやすい体質・生活習慣を持つ人にとって、新体操を本格的に続けて行くことはかなりの苦行となる可能性が高いでしょう。

  • 両親のどちらかが肥満体形である
  • 太りやすい体質である
  • ジャンクフードが好き
  • 偏食である
  • 毎日高カロリーなおやつを食べる習慣がある
  • 幼い頃太っていたことがある

\ 新体操の向き不向きまとめはコチラ /

oyakudachitai.hatenablog.com

 

新体操って身体に悪いの?

新体操って身体にわるいの?

結局、新体操って身体に悪いの?

ー筆者の答えは、『NO』。

身体が柔らかくなるということは、身体の可動域が広がり、結果的に素晴らしいパフォーマンスと怪我しにくい身体を手に入れるということ。無理な柔軟を続けて身体を痛めることではありません。

体形を維持するということは、健康的な食生活を継続的に身に着けられるということ。『痩せる=食べない』ではありません。無駄な肉を付けずに美しく筋肉をつけ、食べるタイミングや食べるものを選んで調整していくことです。

\ 食事管理の専門家に相談するのもおススメです /

間違った捉え方をせず、正しい身体づくりと食生活を心がければ、新体操ほど強く美しい体づくりに適したスポーツはないのではないか?と思うくらい『新体操は身体に良いスポーツ』だと筆者は思っております。

\ バレエとはまた違うんですよね...ご興味のある方はコチラをどうぞ /

oyakudachitai.hatenablog.com

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

この記事を読んでいただいて、もしかしたら皆さんの中にあったかもしれない『新体操の間違ったイメージ』が払しょくできましたら嬉しいです。また、既に新体操を頑張っている方々の疑問や不満、悩みが少しでも軽くなりましたら幸いです。

次は、新体操のメリットデメリットをアツくまとめて行きたいと思っています。

新体操に関わる皆様の未来が明るくなることを祈って。