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新体操キッズ親必見!子供が選手クラスに声をかけられたら確認すべきこと9選

「選手コースに行ってみない?」と勧誘された新体操キッズ、もしくは声かけられそうなキラリと光る新体操キッズの親必見お誘いを受けた時に親として必ずすべきことを実体験から得た反省も込めてまとめました。お子様の新体操ライフが良い方向に向かうか否かーこの時の親の行動が大きく関わってきます。

喜びを表現しつつも二つ返事でOKしない

本人がいくら意気揚々と「ママ!私は選手になりたい!」と言っていても、軽くOKを出すのはご法度。先生やコーチに対して、「あ、このお宅は金銭的にも時間的にも余裕のあるお宅なんだな」という無駄な印象を与えてしまいかねません。

かといって、初めから難しい顔をして引いてしまっていては、「このお宅は保護者のサポートが乏しい」というレッテルを貼られてしまいます。

まずは「我が子の頑張りを認めていただいて親として嬉しい」&「子供もやる気満々」と前向きな反応を示してから、やるならしっかり続けて行きたいので、金銭的な問題や親の仕事の観点から少し検討する時間を頂きましょう

そして、正式に返事をするまでの期間は、徹底的な確認&リサーチ作業に当てましょう

先生に聞くことと先輩ママに聞くことを分けて整理しておく

リサーチ方法としては、確認事項をまとめて【①先生やコーチに聞く】、【②選手クラスの先輩ママに聞く】 方法があります。項目によっては聞きにくかったり、正確な回答が得られなかったりもするので、項目によって分けたり双方に聞いたり適宜振り分けて行きましょう。

確認1:選手クラスに上がるとどのような費用が追加されるのか?

ちゃんとしたクラブであれば、それが一目で分かる資料を渡してくれるはずです。もしそれがない場合、純粋に立ち上げたばかりで手探りであるか、如何様にもできるために明記していないかのどちらかです…。

大会クラス/選手クラスになると、週1で通っていた頃の数倍を優に超える資金が必要となります(『【お金かかるよ新体操】選手の年間費用はウン十万円!?ー週1回から選手クラスまで費用詳細大公開!』をベースに試算)。

習い事の新体操が競技としての新体操に変わる時、具体的には以下のような変化が生じるからです。

  • 大会クラス/選手クラスの平均お月謝=3万円
  • レオタードの必要枚数増加
  • 大会出場費用追加
  • レーニンググッズの増加
  • 手具やシューズの劣化(破れ)や破損の頻度増加
  • クラブウェア強制購入

筆者は、この中でも特に大会出場費用の詳細に関して詳しく確認を取ることをおすすめします。

大会に出場するためのクラブ内セレクションに毎回勝ち上がる実力の持ち主ともなると、毎月のように大会があったりします。

一回が1万円程だとしても、×12で年間12万円+送迎や滞在時の食事等親の諸費用もかかるわけで・・・おそらく15万円程。

  • クラブとして一年間に何回、どこの大会に出場するのか?
  • 大会費用は平均どのくらい
  • 先生やコーチの交通費や宿泊代、食事代、大会時の指導料金は含まれているのか?

最後の項目はとても重要です。無駄に高いホテルに泊まられたり、無駄にタクシーを使われたりすると・・・かなり余分なお金を支払うハメになります(汗

ただ、先生に聞きにくいですよね・・・。

エントリー費用は大体1種目平均3000円~5000円。大抵2種目で出場するので、出場するだけで1万円弱は確定というわけです。

高い…(;´Д`)

確認2:練習場所は主にどこか?天井は高いのか?

新体操の練習場所は、実は体育館ならどこでもいいというわけにはいかないのです。演技中に行うリスク(R:手具の投げと回転)は、「選手自身の身長2倍以上の高さ」に手具を投げられなければ点数になりません。

よって、天井の低い体育館では投げの練習ができないということになります。

自分のクラブ専用の体育館があるクラブや、近隣に天井の高い体育館があり日常的に利用できる環境があるクラブなんてほんのひと握り。大抵のクラブは、理想の体育館を求めて近隣もしくは遠方の体育館を転々とする日々。

正直、スケジュールの把握だけでも結構大変ですが、もちろんもれなく親の送迎付き。現選手さんたちはどのようにして乗り切っているのか?も含めリサーチしておくと良いでしょう。

因みに、万が一そのクラブが天井の高い場所で練習ができていない/練習場所に拘っていない場合、大会で上位を取るのはかなり厳しいクラブであると言えます。

確認3:大会ではどのような実績をおさめているのか?

ホームページやSNSがあれば、大会の成績を公開しているクラブがほとんどです。しかし、大会の名前を聞いてもいまいちピンとこない。大会と言っても全国大会から数クラブが集まって開く超小規模大会もあります。

とてつもない時間と労力、お金をつぎこむことになるので、出来れば結果もついてきてほしい(というかそうでないと困る)というのが親の本音。先生方の指導力とクラブのレベルはしっかりとチェックしておきたいところです。

以下のような大会への出場歴があるのか確認してみましょう。

  • 県大会出場経歴
  • 日本体操協会のHPに掲載されるような大会
  • イオン新体操クラブや東京ジュニア新体操クラブ等有名新体操クラブ主催の大会

確認4:レオタードの制作はどうしているのか?

新体操では基本、1つの演技に対して1つの手具・1枚のレオタードです。なぜなら、先生・コーチが選手とその曲、そして手具をイメージして創り上げた演技であり、唯一無二だからです。

しかし、ジュニア期は、「3.4年生はフープとクラブ」などと言うように各大会で統一された学年種目(2種目)の指定があります。それに沿って常に2着は持っている状態を維持する形に落ち着くクラブが多いでしょう。

ただ、これもクラブ次第。先生やコーチの方針によって異なるので確認が必要です。

クラブによっては、専属のレオタード制作者がいたりします。そうでなくとも、保護者が勝手にレオタードを作るとかなりの反感を買いますので必ず確認をしましょう。

競技クラスのレオタード制作はなかなかの負担です。

特に数百~数千粒のストーン貼りが堪えるかと・・・。大会ではみなさん、かなりキラッキラの光り具合ですよ。

\ 新体操レオタードの作り方に関しては、コチラ!/

確認5:雰囲気は?

まずは練習はどのような雰囲気で行われているのか、一度見学をさせてもらうのも良いかもしれません。

レッスン中の雰囲気、子供達の仲、ママさんたちの仲・・・しっかりと見ておきましょう。お子さんは、とても長い練習時間を共に過ごすことになります。そして、ママ達は大会時早朝に送ってから10時間以上の時間を他のママさんたちと過ごすことになります。ギスギスしていたらもう大変。ストレス間違いなし。

ママさん達の様子は要チェックです。

\ ママ間のいざこざあるあるネタはコチラ! /

確認6:謝礼の有無

これはかなり重要項目です。

例えば大会に出場した後、入賞した場合、発表会の後、、、などなど

先生方に謝礼をお渡しする習慣があるか?

またそれはどの程度のものなのか?

全員から共同でお渡しするのか?場合によっては個人的に渡さなくてはならない場合もあるのか?

分かっていないと先生の逆鱗に触れてしまったということにもなりかねません^^;そして、確認が漏れていると予想外の出費にもなりますしね・・・。

率直に選手ママさん達にお伺いしておきましょう(そのようなお高くとまってらっしゃる先生もいらっしゃることは事実です・・・。)

 

確認7:親の負担の確認

これまでも触れてきましたが、新体操が習い事から競技に移行した瞬間に親の負担は激増します。『新体操選手クラス・大会クラス親の負担6選と心構えー実体験ベースでまとめました!』には、激増する親の負担をより具体的に詳しく実体験ベースでご紹介しています。

これらの負担に関して、所属のクラブの選手ママ達はどれほど感じているのか?どのようにして乗り切っているのか?聞いてみましょう。

聞きづらいように感じるかもしれませんが、聞かれることを鬱陶しく思う選手ママはいませんでした。逆に、何も確認せず勝手な認識で色々やってしまう保護者が煙たがられてしまいましたし、実際迷惑だったこともあります^^;

 

確認8:練習量の確認

新体操の練習量はえげつない

新体操大会クラス/選手クラスの練習量はえげつないレベルです。

週6日とか普通で、一回の練習時間も、土日であれば5~6時間以上もザラ...なはず。

ただ、これもクラブに依存します。

現行スケジュール等参考になる資料を見せてもらいましょう。

 

確認9:送迎はどうしているのか?

何回も言いますが、新体操大会クラス/選手クラスの練習量はえげつないレベルです。

毎日の練習に加え、大会のある週末も・・・

選手ママさん達はどのように乗り切っているのか?

送迎の協力等はしているのか?

大会は補欠でも応援として親が行く必要があるのか?

非常に重要な点なので、もれなく確認しておきましょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

この記事を読んでいただいて、大会クラス/選手クラスに進級する前に現状と気持ちを客観視した上で、覚悟の上後悔のない選択ができましたらとても嬉しいです^^

先輩ママ達も、決断する前のあなたのように同じく悩みながら歩んできたはずです。それに、選手クラスに上がった後も悩みは絶えないもの。そんな中選手クラスの子供達を支えてきた未来の仲間になるかもしれないママ達を敬う気持ちで接すれば、決して無下に扱うことなく気持ちよく対応してくれることでしょう。

新体操に関わる皆様の未来が明るくなることを祈って。

 

※ちなみに、あくまでも個人としての一意見ではありますが、筆者はあまり早期に選手クラスに入ることをお勧めしておりません。

小学校低学年くらいまでは、新体操含め様々な経験を積んで見識を広め、身体づくり(必須)や思い出づくりを沢山されるのが良いと思っています(新体操を本格的にやっていると、本当に時間がないので!!)。

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