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新体操選手クラス・大会クラス親の負担6選と心構えー実体験ベースでまとめました!

新体操の指導者から突然「選手コースに行ってみない?」と声をかけられて迷っている方今後のことを考えて知って準備しておきたい方必見!「子供の意志」があっても様々な方面における親の負担に耐えうる/許容できる「親のキャパ」もしっかり考慮して判断しなければならない新体操クラブ大会クラス・選手クラスの現実を包み隠さずご紹介します。

激増する親の負担6選:大会クラス・選手クラス

「大会クラスに上がってもいいって!!」嬉しそうに報告する子供を前に、喜びたい反面、色々「実際の所どうなの?」ー気になるところですよね。

新体操大会クラス・選手クラスの親の負担は、おそらく大変かつ長時間の付き添いで大変なイメージが定着している野球やサッカークラブの父兄と同等もしくはそれ以上と考えられます。

子供の熱量と同時に以下の負担に耐えうる親の力量(笑)も試されますので、心得ておきましょう。

金銭的負担

週1の習い事としての新体操であれば、初年度はお月謝+諸費用(手具やレオタード、練習着の購入・発表会諸費用等含む)で約20万円。

大会クラス/選手クラスになると、その数倍を優に超えるの資金が必要となります(『【お金かかるよ新体操】選手の年間費用はウン十万円!?ー週1回から選手クラスまで費用詳細大公開!』をベースに試算)。

なぜそこまで暴上がりするのか?その理由の全貌を以下にまとめました。

  • 大会クラス/選手クラスの平均お月謝=3万円
  • レオタードの必要枚数増加
  • 大会出場費用追加
  • レーニンググッズの増加
  • 手具やシューズの劣化(破れ)や破損の頻度増加
  • クラブウェア強制購入

中でも、大会出場費用には先生やコーチ達の宿泊費や食費、旅費等全てが含まれており、これがバカになりません!「一年間に何回、どこの大会に出場するのか?」は事前に確認しておきましょう。

役員の負担

新体操クラブには、決まって保護者役員があります。指導陣→保護者の情報伝達や発表会や大会の企画・準備・進行・誘導を担います。

作業量や負担の大きさは、その役割、またはクラブによって異なります。どのようなものなのか、先生・先輩ママ双方に、認識の違いやギャップがないかも併せて前もって確認しておきましょう。

送迎の負担

新体操の練習場所は、実は体育館ならどこでもいいというわけにはいかないのです。演技中に行うリスク(R:手具の投げと回転)は、「選手自身の身長2倍以上の高さ」に手具を投げられなければ点数になりません。

よって、天井の低い体育館では投げの練習ができないということになります。

自分のクラブ専用の体育館があるクラブや、近隣に天井の高い体育館があり日常的に利用できる環境があるクラブなんてほんのひと握り。大抵のクラブは、理想の体育館を求めて近隣もしくは遠方の体育館を転々とする日々。

正直、スケジュールの把握だけでも結構大変ですが、もちろんもれなく親の送迎付きです。

衣装制作の負担

新体操では基本、1つの演技に対して1つの手具・1枚のレオタードです。なぜなら、先生・コーチが選手とその曲、そして手具をイメージして創り上げた演技であり、唯一無二だからです。

しかし、ジュニア期は、「3.4年生はフープとクラブ」などと言うように各大会で統一された学年種目(2種目)の指定があります。それに沿って常に2着は持っている状態を維持する形に落ち着くクラブが多いでしょう。

レオタード制作はなかなかの負担です。特に数百~数千粒のストーン貼りが堪えるかと・・・。大会ではみなさん、キラッキラの光り具合ですよ。

\ 新体操レオタードの作り方に関しては、コチラ!/

 

精神的負担

基本女の世界ですから・・・。対指導陣、対ママーズ、選手達自身の関係、新体操界、それぞれの枠組みの中で特定のしがらみが付いてまわることは確かです。

言動は慎んで。

緊張感があるので、結構疲れます。

\ ママ間のいざこざあるあるネタはコチラ! /

そして、お子様がおいくつかにもよりますが、もしも高学年~中学生である場合、学業との両立と非常~~~に相性が悪いスポーツであるため(練習量と拘束時間が長すぎる問題)、成績が下がってくるとかなりの精神的負担になります^^;

 

レーニング補助の負担

新体操はトレーニング補助必須!?

新体操を極めるにはお風呂上がりの柔軟ストレッチは当たり前

「じゃあやりなさい!」ではなく、親の補助も必要なんです。美しく確実に点数が取れるようになるため、「正しい形、正しい位置」がとても大切になってくるため、先生やコーチから良くヒアリングすることも重要。特に低学年のうちは、親のコミュニケーション能力が子どものパフォーマンスに直で影響してきます。

自宅トレの有無+親の補助の有無で数カ月~数年後に周りの子と大きな差ができることは間違いありません。

\ ストレッチの件含め、新体操の固定概念をこちらの記事で壊します↓ /oyakudachitai.hatenablog.com

時間的拘束

新体操大会クラス/選手クラス

の練習量はえげつないレベルです。

週6日とか普通で、一回の練習時間も、土日であれば5~6時間以上もザラ。

さらに、週末には大会出場もありますね。

大会に出場する場合、またまた送迎が必要です。

しかも、新体操の大会は長い…。

早朝に集まってメイク→ウォーミングアップ→練習→リハ→本番!

からの~閉会式!と夜まで続き。

更に、閉会式からの~反省会💀

最悪、そこからの高速運転や新幹線・飛行機等の長旅💀

・・・・もう、親も瀕死です。

このような状態になってくると、もう生活は新体操中心

異性の兄弟がいた場合は、人手が足りなければ究極どちらかが犠牲になる危険性もはらんでいるレベルです。

家族の時間も激減間違いなしですので、隙間時間にねじ込むべく父母はなるべく娘に合わせられるようにフリーにしておきましょう!(とアドバイスするほかありませんw)

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

この記事を読んでいただいて、大会クラス/選手クラスに進級する前の心構えができましたら嬉しいです。

先輩ママ達に関しては、仲間が増えたら嬉しいので正直なことは言えない場合もありますし、逆に仲間が増えたら手薄になるので脅しをかけてくるママもいたりします^^;

全く関係のない筆者のような第三者からの歯に衣着せぬ体験談を頭の片隅に置いて置いて頂けたらと思います

新体操に関わる皆様の未来が明るくなることを祈って。