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【習い事の先生・親必見】子供が長く続けられるお教室・先生の特徴6選ー続かない・飽きっぽい・本当に?

「長く続かないなぁ」「どうしてもこのタイミングで辞めてしまうんだよね~」

こんな悩みがありつつも、「仕方ない」「よくあること」「あの子は飽きっぽい」と原因を探らずに諦めていませんか?

お父様お母様は、お教室選びに慎重になれば良いだけ!そして、お教室の先生は、意識や行動を変えるだけで、あなたの教室は「続けたい!続けられる!魅力的なお教室」に変われる可能性があるのに・・・。

この記事では、長年子供~大人まで教育に携わってきた経験と、子供の習い事に保護者として分野問わず多数携わってきた経験を基に分析した結果を「子供が長く続けられるお教室・先生の特徴6選」としてご紹介いたします。

お教室の先生は振り返りツールとして、保護者様は、「これができる先生を選ぼう!」と、お教室選択のチェックリストとしてご利用いただけましたら幸いです^^

【目次】

 

1.指導方針が明確で、全体に共有されている

お教室の指導方針は明確にされていますか?

教室全体が目標にしているレベルが示され、それに到達するために、どのような価値観に基づいてどのような指導が行われているのか。入会時にしっかりと説明され、一貫として守られているでしょうか。

指導方針もカリキュラムも全て自分の裁量で行えてしまう個人経営の指導者は特に、できていない場合が多いです。

そのお教室に当てはまらないか、是非チェックしてみてください。

  • 方針の転換により既存クラスの練習(学習)時間が大幅に増減する
  • 「楽しむ」教室がいつのまにか「強豪」を目指す教室になどという経緯がないか
  • 試験や大会への参加回数が指導者の都合や方針の変更に伴い大幅に増減する
  • 同じ教室の指導者間で、指導・指示が全く異なり価値観を共有していない
  • 生徒によって態度を変える(えこひいきや無視など)

時間数や試験・大会への参加数を変更する場合、参加費用やお月謝、スケジュール等、生徒のご家庭への影響は甚大です。やむを得ない場合は、慎重かつ丁寧な相談が必要であるのは当然。指導者が「生徒のため!」と思っていても、実は多くのご家庭が望んでいないことである可能性は拭えないのに・・・。特に、体育系のお教室は、このような常識を理解していない事例が多発しがちなので、気をつけましょう。

2.保護者と積極的にコミュニケーションが取られている

保護者と積極的にコミュニケーションを取るということは、愛想を良くするということではありません。要所要所で必要な助言や現状説明を積極的に行うことです。

例えば学習塾であれば、「最近たるんでいるな?」と思われる生徒の保護者に自宅や学校での様子を伺う。

例えば体操クラブだったら、最近新しいアクロバットができるようになった生徒の保護者に、次のステップに行くために必要な保護者のサポートを伝達する。

「子供に伝えましたから。」

この一言では通用しません。でも、よくあるんですよね・・・。

子供と言っても1から10まで親に説明できる子が全てであるとは限りませんし、いたとしても数パーセントと言っても良いでしょう。公教育ではなくお金を支払っているのですから、しっかりと説明する責任があります。

お金を支払っているのは保護者です。その保護者が、「うちの子が一体あの時間なにやってるんだかよく分からないわ」と感じる状況が生まれているお教室は、良いお教室とは言えないでしょう。何をやっているか分からなければ、適格に褒めることもできません。ご自宅で承認欲求が満たされないお子様は、そのままやる気減退。そして、保護者の不信感は取り返しのつかないレベルまで膨らんでいってしまうのです。

保護者とのコミュニケーション不足は、継続上致命的欠陥です。保護者としっかりコミュニケーションを取り、一緒にお子様を伸ばしていくスタイルにもっていくのが最も理想的で十中八九効率が良く成長する形であると言えるでしょう。

 

3.指導者自身が指導者として学び続けている

指導者自身に輝かしい実績や知名度があれば、集客には困らないでしょうが、それが生徒の成長と継続に結び付くとは限りません。

指導者は、常に学び続け、情報をアップデートしていかなければなりません。経験を活かして他人に貢献するために、別の学びを続ける必要があるのです。過去の栄光をそのまま現在に、しかも他人に適用できるとは限りません。(過去の)優れたプレイヤーが必ずしも優れた指導者であるとは限らないのです。

しかし、指導者自身にそれといった実績がなければ非常に努力が必要です。

以前、運動系の習い事で、ルール講習修了後にこのような発言をした先生がいました。

「覚えるの苦手なんで、~先生に任せます。」

( ゚Д゚)

お金をもらって指導に当たっているのに、指導範疇の学習に対して弱音を吐くことがあってはなりませんね。最新情報を追っていけない指導者であることは間違いないので、私ならお教室をかえることをお勧めします。

4.子供が “続けたい!”と思える環境作りがされている

多くの保護者は、子供の「やりたい!」という気持ちに寄り添っています。保護者が続けさせたいと思っていても、子供が「もう嫌だ」と言えば遅かれ早かれ辞めてしまうご家庭がほとんどであると言っても過言ではないでしょう。

子供が「続けたい!」と思える必須要素として、「楽しさ」と「やりがい」が挙げられます。

生徒を楽しませるには、指導者自身が楽しむのが一番。別に面白いことをして笑わせる必要はありません。教えること・学ぶことに真摯に取り組み楽しんでいれば、それは必ず子供達に伝わります

また、レベル分けや達成度に応じて何か称号をもらえる等、子供達自身が目標を立てたり、成長したことを実感したりしやすいシステムを作っておくと、「やる気」に繋がりやすいでしょう。

子供達のやる気を維持する工夫をどのようにしているのか確認しておくと良いでしょう。

5.定期的かつ明確なフィードバックの機会がある

生徒とその保護者双方に、定期的に実施することが望ましいです。支払っている金額分の対価が得られたかどうかがここでしっかり判断できるからです。

フィードバック時のコメントとしては、以下の要素を盛り込むことをお勧めいたします。

  • 期間
  • できるようになったこと
  • 生徒の強みと弱みについて
  • もっと伸びるためのポイント
  • 次の目標

ここでご家庭の方針や子供の様子をしっかりとヒアリングしながら、一緒に次の目標を設定しておくと、継続に繋がります。

フィードバックがないと、先述の「コミュニケーション不足」にもつながり、結局、「ここでなんとなく続けていてもねぇ」と、継続する意志が著しく低下します。

6.お金の管理・サービスの対価に細心の注意が払われている

とても人気のあるお教室なのに、現金の管理がずさんなために一気に信頼を失ってしまったケースを何件か目の当たりにしたことがあります。できれば現金のやり取りはしたくないですね。

また、サービスの内容は変わらないのに、一度決めたお月謝を数年間で数回吊り上げて保護者の反感を買った例もありました。

ほかにも、指導者の減少や場所の変更等により、お月謝は変わらずとも現行の金額に不満を持つ家庭が増えたというようなケースも。

このように、保護者はお金に非常に敏感であり(当然ですよね)、スタート時の条件を覚えています。お金そのものの管理だけでなく、ご自分が提供しているサービス内容に変更が伴う際には、お客様である保護者に納得してもらえるよう丁寧かつ内容の伴った料金設定に仕上がるよう最善の努力をすることが大切です。

まとめ

「続けること」って、難しいことだったりします。様々な節目で、辞めたくなる/辞めやすくなるタイミングが必ずありますからね。

続けることが必ずしも万人にとって良いこととは限りませんが(諸条件が絡みますので)、せっかく始めたことならば、できれば長く続けてほしいですよね。

細くでも、長く続けることができた人は強いです。途中でやめてしまった多くの人よりも、その道で必ず上手になりますし、何よりもそうやって続けられた経験が自信になるんですよね。そして、その経験が、次につながる。

子供が何を習うにしろ、親はいつも子供がそれを通して様々な経験をすることによって学び、成長すること、そして、それがこれからの糧となる有意義な時間になることを望んでいます。

お教室で過ごした時間が、子供達の明るい未来を創る大切な一ピースとなるのなら、ご両親としても、指導者としても、この上ない喜びですよね。そして、「この先生だから続けられた」という出会いとなったら素敵ですよね。

いつもそんな心持ちで、子供達とそのご両親との時間を大切に向かい合っていますか?

お父様お母様は、この6つをしっかり行うような誠実な先生を見つけることが大切です。良い先生と過ごす時間ができれば、習い事の時間が、習うだけでなくお子様の将来に良い影響を与えられる有意義な時間となること間違いなし!

 

※余談ですが・・・

私自身、子供の習い事で、完全に先生のスキルと人間性のお陰でまだ学びたい・関わっていたい!と長く続けているものが3つ。そして、指導者がもう少しまともな人だったら続けていたであろうものが2つ。スタート後のFBや関わりが薄くて良く分からないうちに辞めたものが1つ。いやぁ、私自身も勉強になります。自戒も込めて。

 

 

oyakudachitai.hatenablog.com