【目次】
子育てパパ・子育てママに質問
親の価値観を子供に押し付けたりはしていませんか?
こどもの意志を否定して、やる気を削いだりしていませんか?
『金銭的に無理。』と厳しい現実を突きつけて終わっていませんか?
親の押し付けは子供の精神をダメにする
大学を出るまで育ててくれた両親には、私自身とても感謝しています。
でも、恐れながら反面教師としていることが、これらの行動。
このようなことが続くと、子供は親の顔色を伺いながら人生の選択をする様になります。
自己肯定感も低く、自分の意思決定に自信が持てない。
そして、その選択がうまくいかないと、どこかで「自分のせいではない。親が~と言ったからだ。」と他人のせいにする気持ちが生まれる。
大人になって、自分のこのような側面を克服するのに途方もなく長い時間が必要でした。
子供の『やりたい!』を全力で応援する
『精神の健全さ』はあらゆる行動の源となるものです。
物心がつく前の幼いころから、小さな『これやりたい!』の選択の積み重ねで日常ができています。
そういった子供の好奇心を見守り、『やりたい!』を全力で応援してあげてください。
子供が成長してから、『もっと早くこうしておけばよかった。』なんて思わないように。もちろん、危険な行為にはしっかりと注意をしながら。
見守られ、認められ、応援されてきた子供達は、健全な精神を持って、自分と異なる他人に揉まれながらも、自分らしくのびのびと成長していきます。
そうできる強さを身につけます。
大人になってからも、とても大切な要素ですね。
『甘やかし』とは違います
これは、子供を『甘やかす』のとは異なります。
子供を、一個人として尊重するのです。
子供の選択を決断するのは、親ではなく、子供です。
いくら未成年であっても。
子供は、親の所有物ではないのです。
そのなかで、我慢すべきところ、妥協しなければならないところも、もちろんあるでしょう。
それは、決断する過程で一緒に調べたり話し合ったりすれば良いこと。
基本は、子供に考えさせ、自分で納得した上で意思決定をしてもらう。
親は、より広く深く選択肢や考え方を提示してあげる役に徹することです。
例)様々な条件で気が進まない場合
否定しないことが大切。
『どうして?』『きっかけは?』『目標は?』子供の考えを傾聴する。
その中で、もしかしたら親の方が我が子の考えに感銘を受け、考えを変えるともあるかもしれません。
例)金銭的に厳しい場合
『どのくらいの費用がかかるか?』『費用を削減できる代替案はないか?』一緒に調べる。代替案を提示する。
まとめ
『子供のため』よりもむしろ、『自分自身が後で後悔しないため』に。
困ったときには是非深呼吸して、冷静に子供達の心の声を聞き取る意識をしてみてくださいね。
自分への戒めも込めて。